Artists are Andy Graydon, Giuseppe la Spada, Jacob Kirkegaard, Marianthi Papalexandri-Alexandri, Pe Lang, Yann Novak.
さて、連日の打ち合わせもありtwitterでは度々呟いている「これ」しっかりと一度ブログスペースで文章にしておこうかなと思い綴ります。久々に大きな告知です。東京都写真美術館の名の下第4回目を迎え、ますますパワーアップしている「恵比寿映像祭」(2月10日より開催)今回のテーマは「映像のフィジカル」ということですが、こちらのイベントに僕がお世話になっているグループ/レーベル/チーム「mAtter」が恵比寿のギャラリーgift_labとタッグを組み、キュレーションワークス「Between VISUAL and SPATIAL」を出展致します。キュレーターがmAtter代表のYukitomo Hamasaki、プロジェクションやテクニカルサポートにJunji Koyanagi、そして私shotahiramaがテキスト/トランズレーターで参加致します。mAtterのwebをご覧頂くともう少しオフィシャルな文章で、僕のブログより明白に読めるはず。mAtter.jp
今回mAtterがキュレーションするアーティストは合計6人。出演は09年にリゾームアワードを受賞したアンディ・グレイドン、スイスアートアワード受賞者ペ・ラング、さらには現在僕と映像作品を制作しているフェネスサカモトの映像作家ジュゼッペ・ラスパダにその他各国を代表するインスタレーションアーティストが総出演。昨年2011年にもすでにその片鱗を見せてきたインディペンデントキュレーションとしてのレーベルの在り方、その提示、もしくは最悪その試みだけでも感じ取っていただけたのではないか、mAtterがアートと向き合う2012年が始まります。その第一弾。素晴らしいパッケージだと思います。こういう仕事は非常に楽しい。で、早速、下記出演者のバイオを翻訳させて頂いておりますが、基本的に公式な文章はmAtterからプレゼンする方向で、ここでは触り部分しか公開致しません。テキスト翻訳も結局僕にしか出来ない部分というのをギリギリの部分で出させてもらってます。言葉の選択や文体構成など、ちょいちょい操作させてもらい、しかし当人の意見には触れない程度に。翻訳もひとつの表現。その人の意見をどれだけそのまま伝える事が出来るか、句読点ひとつの操作で変わる世界。テキストトランズレーションの醍醐味。
Andy Graydon:
平行空間における仮説、現実と滞在的トラウマとその消し去り、時間経過の反転、現実と虚構の合成。Andy Graydonは現存する物質のそのままの姿を投影し、その混合成長のパターンや可能性を提示している。そして変容していく「環境」と「知覚」にあなたは必ず心を奪われる。
Giuseppe la Spada:
ラスパダの作品や活動にはナチュラルエレメンツを構成する主要要素がテーマとして鏤められており彼自身が自然や環境問題に強く傾倒している様子が伺える。また今日までに編み出された様々なメディアを一種のコミュニケーションツールとして扱い、抱いている思想を360度空間的に生々しく描写する。
Jacob Kirkegaard:
Jacob Kirkegaardは一種の限定された音響空間を用意し、そこで生じる非知覚的とも言えるごく微かな変化や極端に小さな事象を主な題材として扱う。文脈によってはそれまで解釈可能であった可聴範囲外にある「変化」というタームを様々な空間設定と装置によって実現/表現してきている。
Marianthi Papalexandri-Alexandri:
マリアンシ・パパレクサンドリは自ら「検査、発明」といった2項プロセスにRe/再を加えることで対象である音楽楽器をアップデート、その行為で形成される楽器を、つまりこの場合「再音楽楽器」を、この時点でようやくサウンドジェネレーターとして使用。絶対焦点や透明性、生産性を意味するノイズ。
Pe Lang:
エレクトロニクスとマイクロテクノロジー/超精密微細加工を学び、2009年と2010年には2年連続で国内最高峰の芸術賞「スイスアートアワード」を受賞する。その他サイトマッピング/メディプロジェクツ・アワード「Bundesamt fur Kultur」を05年、08年そして11年に。07年にはチューリッヒ大学がプログラムするアーティスト・イン・ラボに招待される。現代アートで今最も注目されている男である。
Yann Novak:
Yann Novakが主に扱うのはオープンエンド型の個人情報や個々の自叙伝的なドキュメント。取り扱う主題はその作品の公開対象に向けられ観客との関連性のあるものが多いが、ヤン自身が経験した本人の生い立ちや歴史を含ませるハイブリッドな作品性により絶妙なバランスで観る者とリンクする。
